概要

PDM札幌の理念

患者の皆様へ

患者の皆様へ

PDM札幌は新しい時代の歯科治療を提案する歯科医療スタディーグループです。
「破折歯接着修復法」という画期的な治療を診療に取り入れ、一本でも多くの歯を救いたいという志を持ったメンバーが集まり2010年PDM札幌を設立しました。

歯科医院に行って、「この歯は割れているので抜くしかありません」と言われたことはありませんか?

歯の中の神経が通う部分=歯髄を抜いてしまうと血液循環がなくなるため、10年、20年経過後に歯全体がもろくなってしまいます。神経を抜いてしまった歯がしなやかさを失い、歯が割れてしまうのです。歯が割れた場合は抜歯という対応が一般的でした。しかし「破折歯接着修復法」で割れた歯は治療できます。

今はインターネットで色々な情報がすぐに集められる時代ですので、割れた歯を抜かなければならないと言われたら、ぜひ破折歯の修復治療ができる歯科医院をお探しください。
治療法があるのだということを、我々はこれからもお知らせし続けて参ります。

我々の師、眞坂信夫先生の座右の銘に、「一歯一生 一生一歯」というものがあります。
一本の歯を一生もたせる。一生歯を大事にする。我々もそれを理念としていますので、患者様の一本の歯をとにかくとことん、治せる限界まで治そうと思っております。

2010年の秋に7人で結成されたPDM札幌は現在メンバーが34人となりました。これからも患者様の一本の歯を大切に、一人でも多くの人の歯を救いたいという志のもと、治療に全力を注いでいきたいと思います。

PDM札幌について

PDM札幌のなりたち

PDM札幌のなりたち

我々が師事する故眞坂先生はご自身のお弟子さんを中心にPDM21という勉強会の構想を描いていました。その準備期間中に、札幌で開催された眞坂先生の講演をきっかけに2010年PDM札幌が誕生ました。本部より先に札幌支部が設立されたのです。それくらい札幌で集まった仲間の熱意と志は高いものでした。
札幌では歯科医師だけではなく、幅広いメンバーが集結しました。そこで「Professional Dental Management 札幌」PDM札幌と命名しました。

現在は歯科医師だけで約20人、それ以外に歯科技工所、歯科関連IT企業、人材教育企業、税理士事務所などのメンバー14人が加わり、34人に達しています。
メンバーは札幌を中心に帯広や北広島市などからも集まっています。
理念の全国展開はPDM21にお任せし、札幌はあくまで北海道内だけでの活動を考えています。

歴史

2010年の発足以来、PDM札幌の設立メンバーは勉強会を立ち上げて、毎日集まって勉強をしていました。メンバーが7人しかいないのですが、それぞれ担当をもって3、4人ぐらいずつで集まって部会を作っていったら7つ部会ができてしまいました。
結局、全員が参加して、夜の9時に集合して12時まで勉強に明け暮れたのです。
それほどに最初のうちは学ばなければならないことがたくさんありました。

最初の2年間ぐらいはメンバーもひたすらに学んでいて、アウトプットすることができませんでしたが、徐々に医院での治療に取り入れ始め、破折歯を治療できるドクターが増えました。

同時に、個別の医院で患者様に向けて治療を行うだけではなく、幅広い患者様にも知って頂くための啓蒙活動として、2013年からは市民フォーラムという患者様向けのセミナーを始めました。
以降は2013年から2016年までは年2回、2017年からは年1回のペースで市民フォーラムを継続して開催し、破折歯接着治療のことをお伝えし続けています。

これからも「割れた歯は治せる」というのがスタンダートな世の中にしていくため、破折歯接着治療の普及活動を続けていきたいと考えています。